| 日野小児科内科医院のホームページ | ||||||
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院長のプロフィール 1950年生まれ 1975年京都府立医科大学卒業 兵庫医科大学小児科 大阪 阪和病院小児科等を 経て1988年当地で開業 趣味 スポーツ観戦 読書 |
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目次 |
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小児科とこどもの泣くこと 2004.05.25 何時も診察室に入ると、大声で泣き出し暴れていた○○ちゃんが 3歳のお誕生日が過ぎたある日、自分でドアを開けてちょっと照れた ような笑顔を作って泣かずに診察室に入って来てくれました。 そして、今までの大泣きが嘘のように最後まで泣かずに診察を終える ことが出来ました。こどもの発達のこのような場面を目撃することは 私が小児科医をしていて、一番感動する出来事の一つです。 一度泣かずに診察が受けられると、自信がつくのかその後はほとんど 泣かずに診察をさせてくれます。そして今度は○○ちゃんの方から 診察のたびに色々とお話をしてくれて、それを聞くのが私の楽しみに なっています。 小児科はこどもの泣くところと考えている方もおられると思いま すが、以前に私の医院で診察の時泣くこどもの割合を調べたことがあり ます。それによるとこどもが生後5ヶ月頃までは泣く頻度は約10%程度 その後人見知りや、病院で注射などのいやな経験がはじまり、泣くことが多くなり、1歳〜1歳2ヶ月頃に頻度が最も多くなりますがそれでも約30%程度で、それ以上歳が大きくなると 泣く頻度はどんどん下がり 3歳では約4%になっていました。まだ私の医院の別の調査で予防接種の 時に泣く頻度を調べたのですが、 これでも3歳になると約半数の子は泣かずに受けることが出来ていました。小児科で思いの外あまり泣いていないこどもの様子がお分かりいただけたと思います。 こんなことを書くと、何時も大泣きをするお子さんをお持ちのご両親は かえって心配になられたでしょうか。でも初めに書いたように大泣きする こどももぜんぜん大丈夫です。泣いて一生懸命自己主張しているこども達 が私は好きです。もう少し大きくなったら、きっと泣かずに診察が受けら れる日が来ます。そしてそんなこどもの成長発達を私たちは親とともに 暖かく応援して行きたいと思います。 追記 最近再び近畿の小児科医数名と阪大医学部保健学科の先生とで 小児科でのこどもの泣く様子を調べています。 ご協力よろしくお願い いたします。 参考文献 「小児科外来受診時における乳幼児の涕泣」 日野利治 外来小児科 Vol.1 No.1 pp44〜50(1998) |
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